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中堅、中小企業の採用活動について講義します。

講師は、技術者として、大企業に入り、グループ会社設立に参加から採用と人材育成を長年経験した。採用活動は、担当者が親身になって、応募者に説得するという気持ちで、接することが大事です。また、学生に対し、企業イメージを良くすることです。
当時は、今と違い、子会社も少なく、学生も大手希望、企業イメージもなく、就職指導教員や学生からは、敬遠気味に見えた。

では、どのようにして企業イメージを向上させることができるのか
採用担当者が、自社は、良い会社ですと言っても、応募者は、「それほんとなの」と考える。いくらホームページや採用媒体にきれいごとを並べても、応募者が訪問時に、事務所や工場が汚いでは、入社意識が低下してしまいます。まずは、形から5S運動(整理・整頓・清潔から清掃・躾)を普段から実施する事が重要です。

面会場所や見学コースは、きちんとする事、そして、普段の整理整頓清掃を励行する。そして、5W1Hの方法、who(誰が)、what(何を)、when(いつ)、where(どこで)、why(どんな目的で)、how(どのように)を駆使して、検討してください。        

一番重要なのは、学生がその仕事に就くための業務内容を明瞭に記すことです。
仕事とは、会社の業務全体を知り、自分のため、会社のために「何を提案できる」のか、「改善できるのか」が、できる社員になる。しかし、新入社員は、厳しい試練、修行の数年間を送ります。この数年は、いろいろな現場を知るために、現場配属を数回繰り返し後、しかる部署に配属する。そうすることにより、会社カラーが身に付くのです。

1章 採用設計

採用計画書の作成
採用するためには、会社の業績、市場環境、人材特性、部門から人員数(理由)と業務内容などをまとめる。
次に、高卒、短大・専門学校、大学の採用数を決め、承認を得る。

承認或いは、修正承認を得てから、採用活動計画を作成する。
会社特性から学部学科、採用したい人材像、専門性など、ほしい学生イメージを明記する。次に、活動人員、訪問先、求人資料(パンフレット、資料)、媒体、採用支援企業等の予算検討する。

採用活動計画

人材育成

社内教育フロー

 

教育体系